悪質販売店2
中古車業界も競争が激化しており、最近では悪質な中古車販売店や、顧客獲得のために強引な営業をかけてくる会社が出てきています。慎重に見極めながら、良い業者をしっかりと選びましょう。

とはいえ全ての中古車販売店が悪質というわけではなく、殆どが良心的な販売店なのですが、中には本当に悪質な店が存在するということを頭に入れておかなければなりません。例え大量に広告を出している大手チェーンであっても、決して安心をしてはいけません。

その中のある店独自に、或いは一人のセールスマンのみが悪質な販売を行っているというようなケースもあるのです。例えば極端な場合、廃車寸前の車を売りつけたり、廃車とはいかなくてもメーターを偽って走行距離をごまかして車を販売したりするといったケースもあります。

もしそうした廃車寸前の車の場合、ただかそれ同然の値段で買取っているはずですから、業者にとってはそれこそ濡れ手に粟です。そのほか、いろいろな顧客を騙すいろいろなからくりがあったりします。中古車の販売は新車と異なり、外部からはわかりにくい部分がたくさんあります。必ず見積書を作ってもらい、細かく内容をチェックする必要があります。

中古車購入時には税金のことも調べる

あなたの大切な車のために中古車販売店から中古車を購入する場合にきちんと見ておかなければならないチェックポイントがいくつかありますが、その一つが自動車取得税です。中古車の自動車取得税の税率は新車と同様5%ですが(軽自動車は3%)、中古車が新車と異なるのは、中古車の場合は販売価格ではなく、減価償却した価格が取得価格になります。

たとえば新車時の価格が200万円ならば、新車として購入した際の取得税は9万円ですが、新車が登録されたその年内に中古車として販売された場合には、課税基準額は136万2000円で、税額は6万8100円となります。

これが3年以上経過の場合だと、課税基準額は63万2000円となり、税額は3万1600円となります。また人気のある車種の場合、新車時に200万円の車が、まだ100万円以上で販売されていたりします。

悪質な販売店の場合、この100万円という販売価格に、税率の5%をかけて5万円の自動車取得税を請求していたりします。

さらに手の込んだものになると、課税基準を90%としたうえで、4万5000円の取得税額などと、いかにももっともらしくはじき出した数字を提示しています。こうした顧客を騙すための複雑な請求方法は他にもいろいろなパターンがあります。
悪質な販売店に騙されないように!
悪質な販売店のこうした手法に騙されないようにするには、自分で正確な課税基準額を調べるのが一番なのですが、これがなかなか簡単にはいきません。自動車に関する税金の参考となる「中古車の自動車取得税の課税基準額一覧表」という資料がありますが、非常に難解です。

それだけではなく、さらに車検証に記載の類別区分番号、初年度登録日等も調べなければなりません。不正を徹底的に防止するには、各都道府県の税事務所が発行する自動車取得税の領収書を請求することですが、悪質な販売店がそれに応じるはずもないでしょう。
こうした悪質なやり方から身を守るにはどうしたらよいのでしょうか。

やはり難しいことは無理でも、簡単なことからでも対策を採ることです。少なくとも販売価格から自動車取得税が算出されていないか、新車当時の価格を調べた上で減価償却率をかけて、概算の課税基準額と税額を算出して、大きな差が出ていないかどうかは確認したほうがいいでしょう。

自動車は当然高額であって、一生のうちにそう何度も買い替えるものではないでしょう。
したがって新車にせよ、中古車にせよ、購入時には慎重になってもなり過ぎることはないでしょう。