自動車の下取りの話2

自動車を買い替えるなどして気ままに車選びを楽しむ方でも、現在乗っている自動車を手放す場合は、廃車にするような老朽化した自動車は除きますが、まだ十分に乗れる自動車は廃車にしないで、下取りに出すことになります。

とはいえ最近では廃車や廃車同然の古い車でも下取りに出せる場合もあります。例えば廃車でも、そのパーツだけ見ればまだ使用に耐えるものもあり、それを取り出してそこだけ別に流通ルートに流すことも可能です。最近は廃車から取った中古カー用品の市場も拡大を続けています。

従って自分の自動車が廃車、或いは廃車同然の古い自動車であっても、諦めずにまずは下取りの方法を模索することです。どれほど古い自動車或いは廃車であっても、現金に変わる可能性はあるのです。

従来であれば自動車を買い替える場合、ディーラーで新しい自動車を購入するのであれば、それまでの自動車を下取りの扱いとして、ディーラーから下取り査定額が提示されていました。ディーラーに下取りに出せば、納車時に引き取って行ってくれるので手間がかからないで便利です。ディーラーが提示した下取り価格が必ずしも合理的な価格とは限りません。

仮に他の中古車買取り店に同じ自動車を持っていって査定をしてもらうと、もっと高い値段がつくかもしれません。従来のディーラーによる下取りは実は必ずしもお得とは限らないのです。

自動車を売却するルートは実は他にもいろいろとあります。例えば中古車の査定と買取りをしている業者まで自分で自動車を運転して行って査定を受け、その場で売却する方法もあります。

その場合売却するとその時点で自動車がなくなるので、売却した後で他の交通機関を利用して自分で帰らなければならないという手間はかかりますが、もしその店でならディーラーの査定額よりも高値で売却できるのなら、利用する価値は十分にあります。自動車を売却するルートとして最近注目を集めているのが自動車の買取り専門店です。

現金買取り専門店と呼ばれることもあります。テレビや雑誌に盛んに広告を出しているところもあるのでピンと来ることがあるかとも思います。そうした買取り専門店の中には中古車販売店チェーンが背景にあるところもありますが、多くはオークション場を背景に持っています。

オークション場は、わかりやすく言えば中古車販売店が、自分たちの商品となる自動車を仕入れるところです。目指せ中古車高額査定として、高く下取りさせた中古車の人気、トレンドには常に非常に敏感で、こうした店に自動車を下取りし査定してもらう場合、最新のオークション価格を反映させた買取り価格を提示してきます。

当然車の保存状態にもよりますが、市場で人気のある自動車には高い値段が付けられます。また中古車販売店は自動車の人気、トレンドもさることながら、オークションの出品台数も確保しておかなければならない事情があるため、ディーラーや他の買取り店の下取り査定価格もよく研究しています。

従って人気がそれほどないと思われる自動車を下取りしてもらう場合にも、自動車を下取りに出す側からすれば思わぬ高額の査定を受けられる可能性もあります。

勿論その時点で人気のある自動車が査定の際特に有利になるわけですが、一般論としては年式が新車から3年から5年くらいまでの、比較的新しいというレベルで、カーナビゲーションシステム等のオプション装備も充実していて、かつ事故歴のない自動車が有利です。


もちろん中古車販売店自体でも買い取ってもらうことが可能です。こうした店も中古車買取り店と同様、中古車の人気、トレンドには敏感で、オークションを介した場合と異なり仲介の手数料がかからないので、人気の高い自動車ならばよい価格で下取りしてもらえることが期待できるでしょう。